主な応用例
ビレイヤーなしの登山
通常クライミングでは、ビレイヤーがかならず同伴します。ビレイヤーがミスをしなければ、滑落したクライマーを滑落場所から1~2m下の所で止めることができます。クライマーは本来、身の安全は自分で守るという意識が強いため、このような状況が起こることは極めてまれですが、高所作業者が、さび止めの処理、通信用アンテナや架空ケーブルの取り付け、クレーンのブーム操作など)を行うときは、ビレイヤーは常に注意して見ていなければなりません。しかし、これはすでに過去の話です。落下防止装置の大手メーカーが、世界で初めての自動ビレイ機を発売しました。これは、ミュンヘンに拠点を置く起業したばかりの若い会社と、大手メーカーが密接に連携して開発した製品です。クライマーは、この滑り止め装置により1人でも安全に登山することができます。この装置で重要な役割を果たしているのが、2台の強力なDCマイクロモータです。
優れた特徴を誇る筐体
特定顧客向けの開発が求められる環境では、信頼性の高いDCモータとコントローラがよい基盤となります。耐炎性ケースに収納されたモータとモーションコントローラで構成されるデバイスは、爆発の危険がある環境下でも作業の実行が可能です。開発上の傑作ともいえるこの製品技術は、あらゆる分野に応用できますが、中でも化学工学システムなどの重要分野において、その有用性が顕著傑作に値します。
エネルギーカイト
操縦可能な凧を使用して小型のタービンから風力を取り込む革新的な方法が、新たな基準になろうとしています。凧を完全に自動制御するのはマイクロドライブです。